【豆知識】枚方市と名護市が友好都市提携を結んだきっかけ

枚方市の姉妹都市『名護市』ってどんな街？

名護市基本データ

名護市は、昭和45年8月に名護・屋部・羽地・屋我地・久志5町村が合併し誕生しました。

沖縄県の総面積の約9％を占め、本島にある市町村の中で一番広い面積を有しています。

沖縄北部の玄関口とも言われ、やんばるの中心都市となっています。

人口は約63,000人。

那覇空港からは、沖縄自動車道で約1時間30分、一般道で約2時間15分で到着します。

行ってみたい市役所ナンバー１

名護市役所はまるで古代遺跡のような外観です。

市庁舎には見えない建築スタイルと構造が評価され、1982年に日本建築学会賞を受賞しました。

開庁時間内であれば、いつでも、だれでも利用できる、憩いの場もあります。

住所	沖縄県名護市港一丁目1番1号
電話番号	0980-53-1212（代表）
開庁日	月曜日～金曜日（ただし祝・休日、6/23・12/29～1/3を除く）
開庁時間	午前8時30分 ～ 午後5時15分

国指定天然記念物ガジュマルの木

名護市には、推定樹齢300年という国指定天然記念物のガジュマルの木があります。

横にある石碑が「ひんぷん」のように見えるため「ひんぷんがじゅまる」と呼ばれ、市のみんなから愛される名護市のシンボルです。

名護市を舞台にした映画（2014年）『がじまる食堂の恋』にも登場しました。

名護市出身の著名人

• 黒木メイサ／女優
• 玉城俊幸（キャン×キャン）／お笑いタレント
• パッション屋良／お笑いタレント
• 諸見里しのぶ／プロゴルファー
• 屋比久翔平／レスリング選手

姉妹都市を提携した経緯

枚方市と名護市は、平成9年7月に姉妹都市になりました。

今からさかのぼること33年前、昭和63年に、名護市で第１回名護菊人形展『独眼竜政宗』が開催されました。明治43年に始まり、当時80年の菊人形の歴史を持つ枚方市から技術指導を受け、実現した企画でした。それ以来、人形の借用や技術指導を受けるため、名護市の観光協会などの関係者が枚方市を来訪し、枚方市からも名護さくら祭りなどの視察に関係者が訪れるようになるなど、毎年交流を続けてきました。そして7月31日の枚方市の市制施行50周年の記念日と日を同じくして、私たちは友好都市締結を宣言したのです。

広報ひらかた令和3年11月号

昭和６１年、名護市の特産物のひとつ「電照菊」を使った町おこし事業を考えていた名護市が、枚方市の菊人形を視察し、２年後に名護菊人形展が開催、以来、交流が始まりました。

「電照菊（でんしょうぎく）」とは、冬の夜に菊畑を照らし、開花の調整をする栽培方法ですが、沖縄の意外と知られていない冬の風物詩として、密かに人気を集めています。幻想的な景色でとても美しいですよ。

菊は、枚方市を象徴するに最もふさわしい花として『市の花』にもなっています。

2005年まで毎年ひらかたパークで開催されていた『ひらかた大菊人形』は、ひらパーの秋の風物詩として大人気でした。

枚方市のおもしろい取り組み

名護市訪問ツアー

枚方市が主催する友好都市訪問シリーズの第３弾として、平成24年度に『名護市訪問ツアー』が開催されました。

ツアーは２泊３日。関空を出発して、名護市役所で庁舎見学・市長表敬をおこない、名護観光名所であるネオパークオキナワ、名護城跡、ナゴパイナップルパーク、OKINAWAフルーツらんど、ヘリオス酒造、道の駅許田、オリオンビール名護工場などをまわり、名護市をキャンプ地としてる日本ハムファイターズの見学がおこなわれました。

名護市と広報誌の紙面交換

2021年11月号の「広報ひらかた」には名護市の記事が、名護市広報「市民のひろば」には枚方市の記事が掲載されました。

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