沖縄には、豚肉を使った料理がたくさんあります。
足から耳、余すことなく調理し、『豚は鳴き声以外は捨てるところがない』と言われるほど豚の食文化が根付いています。
ホルモン焼きというと一般的には牛を思い浮かべますが、大正区のリトル沖縄にある『宮城ホルモン』で扱っているのは豚ホルモンのみ。
大正駅から遠く、不便なところにありますが、それでも遠方から訪ねてくるお客さんは絶えません。
もちろん地元の方にも愛され、常連客とオーナーが楽しく談笑してる姿もよく見られます。
そんな大人気店の『宮城ホルモン』をご紹介します。
『宮城ホルモン』への行き方

『宮城ホルモン』は、大正でも特に沖縄県出身者が多く住む、平尾エリアにあります。

近くにはサンクス平尾と呼ばれる商店街があり、沖縄物産を扱っているお店や、沖縄食材を扱う精肉店が入っています。
平尾は、大正駅からバスで約15分(大正橋→平尾)。バス停からお店までは徒歩1分です
メニューは4品のみ!飲み物はセルフ
店内に入ると、あるのは中央に鉄板のみで、椅子・テーブルはありません。
鉄板を囲んでの、立ち飲みスタイルです。
4人でちょうど、少し詰めたら5人入るほどの、こじんまりとしたスペースです。
メニューは、レバー・ホルモン・ハラミ・アブラミの4種類。

ドリンクは、奥にある冷蔵庫から自分で取り出します。

注文すると、目の前の鉄板上で甘辛のタレをからめながら焼き上げ、トレーに串を入れてくれます。
目の前でじゅうじゅうと焼かれるホルモンが食欲をかき立てます。


臭みもなくあっさりとした味で、何本でも食べられます。
ハラミだけ串が太いですが、それはハラミだけ価格が他と異なるため。
(以前は一本60円と110円でしたが、値上がりしました)
最後に食べた串の数を数えてお勘定するので、串はトレーに入れたままにしておきます。
この日は、アサヒアルコールフリー1缶(240円)と、串8本いただいて、1000円出してお釣りが出ました。
お持ち帰りもできます。
店内にはティッシュ&アルコール消毒液はありますが。串ごとタレに絡めるので、手がベタベタするのが気になる方は、ウェットティッシュを持っていくといいです。
有名人も多数ご来店

お店には過去に著名人が多く訪れ、夏川りみさんなど、壁には色紙がたくさん飾られています。
中でも、ファンの中でここが聖地化してるのは「上地雄輔」さん。

実は上地雄輔さんの父方の祖父と、母方の曾祖父は若い頃大正に住んでおり、
「じいちゃん達を感じられる場所へ行きたい」ということで上地家のルーツ巡りをする番組が、2018年5月に放送されました。(ごぶごぶ)
上地雄輔さんご自身は横浜出身ですが、上地は宮古島で多い名字です。

最後に一言
パッと外から見たところ、女性ひとりで入るのは少し勇気がいりますが、
入ってよかった!と思えるほどとても美味しいので、躊躇せずに入ってみてください。
お店基本情報
住所 | 大阪府大阪市大正区平尾5-10-15 |
電話番号 | 06-6551-9978 |
営業時間 | 【木・金】14:00〜19:00 【土日祝】12:00〜19:00 |
定休日 | 月〜水 |

