【豆知識】豊中市と沖縄市が兄弟都市提携を結んだきっかけ

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大阪府では、枚方市と名護市、豊中市と沖縄市が、それぞれ友好都市の提携を行なっていることはご存知ですか?

この記事では、豊中市と沖縄市の友好都市について紹介するよ!

目次

豊中市の兄弟都市『沖縄市』ってどんな街?

沖縄市基本データ

沖縄市は、1974年にコザ市と美里村(みさとそん)が合併して誕生しました。

人口は約14万人。那覇市に次いで県内で2番目に人口が多い市です。

本島の中央に位置し、那覇空港から沖縄自動車道で約40分、一般道で約50分で到着します。

合併して「コザ」という地名は地図から無くなったけど、かつてコザ市だった場所は、いまも愛着をもってコザと呼ばれているよ。

国際色豊かな『チャンプルー文化の街』

沖縄市は第2次世界大戦後、米軍基地の門前町として

米国人を対象とした飲食店が建ち並び出したのが始まりで、飛躍的な発展を遂げました。

沖縄文化にアメリカや移民国の文化が加わり、その独自のミックス文化は、

沖縄の庶民料理に例えられ、「チャンプルー文化」(=混ぜこぜ)とも言われています。

色鮮やかな看板や英語表記など、はじめてコザを訪れる方は外国を歩いている気分を味わえます。

コザの中心地にあるミュージックタウン音市場

①エイサーのまち宣言

沖縄市は、本土の盆踊りにあたる沖縄伝統芸能のひとつ、エイサーの街としても知られています。

2007年6月13日に『エイサーのまち宣言』が制定され、エイサー文化の継承・発展や地域活性化に取り組んでいます。

毎年旧盆の翌週末には、沖縄県内最大のエイサーイベントである『沖縄全島エイサーまつり』が

3日間にわたって沖縄市で行われ、30万人を超える来場者で賑わいます。

エイサーのまち宣言文

大地をゆるがす太鼓の音 天まで響く歌三線の声
太鼓は人々の魂をゆるがし 歌三線は悠久の歴史と平和を謳う
夏の夜の勇壮華麗な演技に 青年たちは珠玉の汗をとばす

ドンドンドン魂の太鼓 トゥントゥンテン癒しの三線
ピューイピューイと指笛がなり スリサーサーと声が弾む
エイサーのリズムは宇宙の波長と調和して 人々の心をときはなす
青年たちの愛郷心は エイサーによって育まれた
エイサーを踊る喜びが 島を愛する心を育てた

沖縄全島エイサーまつりは 戦後の混乱した沖縄で
ウマンチュに勇気と活力を与えた
郷土の芸能文化をこよなく愛する沖縄の中でも沖縄全島エイサーまつりは
島人しの魂を駆り立て 人々を興奮の渦に巻き込み 人々を魅了し続けた
そしてエイサー文化は 強固なものへと継承発展される

私たち沖縄市民は エイサーを通して育んできた 心優しい精神と
先人たちが築きあげた偉大なる文化遺産エイサーを
迎恩げいおんの心に満ちたわがまちの誇りとするとともに
たくましい生命力と文化の薫り高い
住みよいまちづくりに努めることを決意し
ここにエイサーのまち沖縄市を宣言する

沖縄市HP

「エイサーのまち沖縄市」をPRするために日々頑張ってる【エイ坊】はみんなの人気者!

②スポーツコンベンションシティ宣言

沖縄市は1996年に、スポーツによるまちづくりをめざし『スポーツコンベンションシティ』を宣言しました。

市内には沖縄アリーナ、コザ運動公園、沖縄県総合運動公園を有し、スポーツ施設の充実度は県内随一。

プロバスケットボールチーム『琉球ゴールデンキングス』やプロサッカーJリーグ『FC琉球』のホームタウン、

バスケットボールチーム『パナソニックパンサーズ』のサブホームタウン、

プロ野球チーム『広島東洋カープ』のキャンプ地となっており、

県内外から多くのスポーツ関係者やファンが沖縄市を訪れます。

2023年8月には沖縄アリーナでFIBAバスケットボールワールドカップが開催され、

沖縄市のスポーツ振興は年々高まりを見せています。

スポーツコンベンションシティ宣言文

1. わたしたち市民は、生涯を通しスポーツに親しみ、健康で住みよいまちをつくります。

1. わたしたち市民は、スポーツを通し友情の輪を広げ、平和でやさしいまちをつくります。

1. わたしたち市民は、スポーツ交流を通し文化を高め、活気に満ちたまちをつくります。

沖縄市HP

沖縄市役所には選手のサインが入った記念グッズがたくさん展示されています。

③こどものまち宣言

沖縄市では、こどもたちが夢に向かって元気にたくましく育つ環境づくりを目的として、

平成20年に『こどものまち宣言』を行いました。

沖縄こどもの国を拠点に、ネットワークづくり、人づくり、場づくりの3つの方向性で、

こどものまち推進事業を展開しています。

こどものまち宣言文

ここに わたしがいる

だからいま この歌をうたおう

だれでもない 世界に一人の わたしがいる

信じれば 生まれる 力 ふみ出せば つながる 明日

ありのままの わたしでいい この島の 大地に立つ

すべては いま わたしにある

ここに わたしがいる

だからいま この歌をうたおう

ひとりじゃない いつもそばには みんながいる

寄りそえば 生まれる 想い 向きあえば ひろがる 笑顔

ひとりひとり ひびきあう みんな おなじ空の下

すべては いま みんなと共に

ここに わたしがいる

だからいま この歌をうたおう

手と手あわせ みんなでつくる このまちを

つながれば 生まれる 勇気 夢えがき かがやく 未来

一歩一歩 進めばいい まちは みんなの輪の中に

すべては いま ここからはじまる

わたしがいるから 今日が生まれ

みんながいるから 未来につながる

自由にはばたこう 光の中を

新しい世界は みんなの手に

すべては いま ここからはじまる

沖縄市HP

『こどものまち宣言』に沖縄出身のkiroroさんに曲を付けてもらい、CD化して各学校に配布しました。

沖縄市出身の著名人

  • 満島ひかり/女優
  • 満島真之介/俳優
  • 岸本セシル/モデル
  • いっこく堂/腹話術師
  • ISSA/歌手
  • ORANGE RANGE/ロックバンド
  • Rude-α/ラッパー
  • 喜友名諒/空手家
  • 上与那原寛和/車いすマラソンランナー
  • 比嘉幹貴/野球選手
  • 並里成/バスケットボール選手
  • 山内盛久/バスケットボール選手
  • 平良響/レーシングドライバー
  • 平一紘/映画監督・脚本家

兄弟都市を提携した経緯

豊中市キャラクター『マチカネくん』(左から2番目)=沖縄市役所前

豊中市と沖縄市は、1974年11月3日に兄弟都市宣言に調印しました。

姉妹都市ではなく兄弟都市と名付けられたのは、沖縄の『いちゃりばちょーでー(出会えば皆、兄弟)』という言葉に由来しています。

2024年は兄弟都市提携を結んで50周年の節目の年であり、さまざまな記念行事が催される予定です。

昭和39年10月、当時の豊中市の竹内義治助役が、沖縄道路事情視察団の一員として沖縄を訪問した際、コザ市の大山朝常市長と懇談する機会があった。その中で、竹内助役から豊中市には沖縄戦の遺族も多く「何か形見になるものあれば」との話があったことから同年12月に豊中市で行われた戦没者・空爆犠牲者追悼式に、コザ市より豊中市の沖縄戦没者の遺族へ霊石とハイビスカスが届けられ、このことをきっかけに交流がはじまった。

当時、アメリカの統治下にあった沖縄は、行政の仕組みが異なっており、日本への復帰に備え、先進都市の行政を学ぼうと、コザ市役所職員が豊中市役所を訪ね研修を受けた。コザ市役所職員の間では、この研修のことを「豊中学校」と呼んでいた

沖縄市公式HP

兄弟都市のことは小学校の教科書にも書かれているんだよ!

豊中市と沖縄市の交流活動

兄弟都市提携後、両市ではさまざまな市民交流が行われています。

昭和39年コザ市から豊中市へ霊石と仏桑華(ハイビスカス)が贈られる
昭和46年沖縄こどもの国に少年の像「合奏」建立
昭和49年沖縄市誕生(4月1日)/兄弟都市宣言(11月3日)
昭和52年「豊中市・沖縄市少年少女合唱交歓演奏会」の開催
平成4年沖縄市から豊中市役所第二庁舎竣工を記念し「友好のシーサー」贈呈
平成5年豊中市から沖縄市役所新庁舎竣工を記念し「友好の壁画」贈呈
平成9年沖縄市にスポットをあて「おっきなわ」をテーマとした豊中まつりが開催される
平成10年豊中市少年少女サッカーチームRFCと沖縄市サッカーチームとの交流が開始
平成16年「豊中まつり」及び「豊中市・沖縄市兄弟都市30周年記念式典」開催
平成24年豊中まつりにて沖縄市料理飲食業組合「Aランチ」を販売
チャンプルー博覧会にて「豊中ナイト」、「コザNight in とよなか」を開催
平成25年沖縄ピースフルラブ・ロックフェスティバルのための沖縄訪問を開始
沖縄市産業まつりへのブース出展を開始
平成26年「豊中市・沖縄市兄弟都市提携40周年記念式典」及び「市民交流会」を開催
引用:とよなかおきなわ応援団サイト

少年の像「合奏」

昭和46年(1971)、沖縄こどもの国に少年の像「合奏」が建立されました。

沖縄こどもの国

友好のシーサー

平成4年(1992年)、豊中市役所第二庁舎竣工を記念し、沖縄市から友好のシーサーが贈呈されました。

豊中市役所

友好の壁画

平成5年(1993年)、沖縄市役所新庁舎竣工を記念し、豊中市から友好の壁画が贈呈されました。

沖縄市役所

豊中まつり『沖縄音舞台』

豊中市で夏に市民が主体となって開催されている豊中まつりでは、沖縄の文化・芸能が楽しめるステージ『沖縄音舞台』が設営され、沖縄出身のアーティストが多数登場。

沖縄そばや泡盛などの沖縄を代表する飲食ブースも並び、会場は沖縄一色となります。

とよなかシティリレーマラソン

豊中市の服部緑地において開催されている『とよなかシティリレーマラソン』は、

第8回より豊中市と沖縄市が後援となって兄弟都市記念事業として行われ、

小学生の部に沖縄市からチームを招待するなど、両市の交流イベントとなっています。

とよなか おきなわ応援団

豊中市民と沖縄市民およびその周辺市民に向けて真の市民レベルでの交流実現に寄与することを目的とし、

2018年4月に『特定非営利活動法人とよなか おきなわ応援団』が設立されました。

とよなかシティリレーマラソンの共催など、イベントを通じてより豊かな暮らしを築く応援をしています。

豊中市立岡町図書館『沖縄市コーナー』

豊中市にある豊中市立岡町図書館には『兄弟都市・沖縄市コーナー』が設置されています。

岡町図書館は、阪急宝塚線「岡町」駅から西へ約150メートル(約3分)。

大阪の書店では取り扱いがない貴重な書籍や雑誌もたくさん置いてあります。

※図書館職員の方より許可をいただき撮影をしました

豊中市で沖縄料理を楽しもう

南国cafe&bar CHATASO

店舗基本情報
大阪府豊中市曽根南町1-5-6
06-6210-6767
月〜金 18:00~0:00
土・日 11:00〜15:00、18:00〜0:00
火曜定休日
@chataso0111

沖縄出身のマスターが営む沖縄料理店『南国cafe&bar CHATASO』。

阪急宝塚線 曽根駅から徒歩7分(500m)。

4名テーブルが4つとカウンター席が4つあり、

おひとりでも大人数でも入りやすいお店です(貸切可能)。

不定期で沖縄出身アーティストのライブが開催され、

リクエストをすればマスターの三線も聴けます。

お店のいたるところに沖縄雑貨やポスターが飾られ、沖縄の風を存分に感じられるお店。

マスターの人柄がよく常連さんも多いので、日時が決まれば予約をおすすめします。

豊中市と沖縄市の交流がもっと盛んになり、お互いのことをたくさん知れたら嬉しいですね。

豊中市にも、沖縄市にも遊びにきてね!

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