Amazonプライムには登録していますか?
Amazonプライムとは、月額500円または年間4900円で、Prime Videoの会員特典対象作品の視聴をはじめ、Amazonの配送特典やAmazon Music Prime等が使える会員制プログラムです。
プライム会員なら会員特典対象の映画・TV番組・アニメが追加料金なしで見放題!
初回は30日間の無料体験期間がついており、全ての特典の利用が可能です。
この記事では、Amazon Prime Videoで観られる沖縄を舞台にした映画を、実際に鑑賞した感想とあわせてご紹介します。
Amazon Prime Videoの会員特典をくわしくみる>>
Amazon Prime Videoで視聴可能な映画一覧
パイナップル・ツアーズ(1992年)
沖縄が舞台の3篇、『麗子おばさん』『春子とヒデヨシ』『爆弾小僧』を収めたオムニバス。平良とみ、照屋林助ほか、島の有名人総出演でおくる明るい叙事詩。2話目は中江裕司監督のデビュー作。
引用元:TSUTAYA
沖縄県外ではほとんど知られていない作品ではないでしょうか。しかしまぁ出演者を見てびっくり。沖縄関連の映画ではよく見る有名な役者さんが勢揃い。ちゅらさんで全国区になる前の平良とみさんや藤木勇人さんも出演されています。
登場するキャラクターがみな個性的で意味不明な展開のドタバタ劇ですが、全体を通してみるとユーモアがあって面白い作品。ウチナーグチ(沖縄の方言)ごりごりで標準語字幕がつくほど。沖縄フリークにはたまらない映画です。
✔︎真喜屋力/THE BOOMの「島唄」のプロモーションビデオなども監督。
✔︎中江裕司/京都出身。本作品が監督デビュー作。
✔︎當間早志/『沖縄まぼろし映画館』著者。
ちゅらさん(2001年)
連続テレビ小説・第64作。沖縄・小浜島の美しい自然の中で育ったヒロインが、命の尊さや家族の絆を胸に、のびのびと大らかに成長していく姿を描きます。(C)NHK
引用元:Amazon Prime Video
沖縄ブームの火付け役となったNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」。爆発的な人気によってシリーズ化され、パート4まで製作されたほど。沖縄を代表する女優、平良とみさんがナレーション兼、主人公の祖母役を演じ、「おばあ」という呼び方を全国に広めたのもこの作品。
ニライカナイからの手紙(2005年)
沖縄の竹富島で郵便局長の祖父と2人暮らしの少女・風希。東京で暮らす母・昌美は、風希が6歳の時に島を出て以来一度も戻ってくることはなかった。そんな風希にとって、母が毎年誕生日に必ず届けてくれる手紙が何よりの宝物だった。そして、風希が14歳の時の手紙には“20歳になったらすべてを打ち明けます”と書かれていた。やがてカメラマンだった父の遺品のカメラで写真を撮るようになる風希。そして高校卒業後、彼女は祖父の反対を押し切り写真を勉強するため上京するのだったが…。
引用元:TSUTAYA
竹富島の美しい風景と素朴な島の人々がとても上手く描写されている作品。タイトル通りのオチですが、おっかぁ(南果歩)の大きな愛に、最後は涙、涙、涙。
蒼井優さんの初単独主演映画となりますが、あどけなさを残しつつも初主演とは思えない、観る人を引き込む演技に注目です。
涙そうそう(2006年)
夏川りみの大ヒット曲『涙そうそう』をモチーフに、沖縄に生まれ育った血のつながらない兄と妹が互いを思いやり真摯に生きていく姿を優しく見つめる。主演は妻夫木聡と長澤まさみ。監督は「いま、会いにゆきます」の土井裕泰。両親の再婚で兄妹となった洋太郎とカオル。だが父は失踪、母も他界し、2人は幼くして両親を失ってしまう。以来、カオルは自分が守ると心に誓った洋太郎。やがて月日は流れ、本島でバイト生活をする洋太郎のもとに、高校に合格したカオルがオバァと暮らす島を離れやって来た。そして、洋太郎のボロアパートで兄妹ふたりだけの生活が始まるが…。
引用:TSUTAYA
そんな展開アリ?と思わずつっこんじゃう結末ですが兄妹愛を描いた感動映画。ストーリーに深みはありませんが、一般的にみんなが沖縄映画に期待する沖縄らしい風景がたっぷりと堪能できる映画。観ると沖縄に行きたくなることは間違いありません。
琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。(2007年)
沖縄が舞台というだけでなく、スタッフ・キャスト、さらには企画・製作・配給までを沖縄人だけで手掛けた画期的な純粋琉球映画。沖縄で活躍する3人の映像作家がオキナワンスピリット溢れる短編を競作したオムニバス・チャンプルー・ムービー。沖縄喜劇の女王、仲田幸子がナビゲーターとしてスペシャル出演した。
引用元:TSUTAYA
本作品には、観光客がイメージする青い海や、白い砂浜、ハイビスカス、シーサーなど、沖縄らしい沖縄は出てきませんが、暑く湿った空気と沖縄のにおいが映像と音楽から伝わってきます。沖縄文化の独自性の深さを感じられる映画です。沖縄マニアの方は是非ご鑑賞を。
・「See Me?」監督・當間早志 ロケ地・識名霊園(沖縄最大の霊園墓地)
・「Happy☆Pizza」監督・福永周平 ロケ地・沖縄市コザ地区内、空港通りなど
・「マサーおじいの傘」監督・ 大城直也 ロケ地・糸満市内
カフーを待ちわびて(2009年)
南の小さな島で雑貨店をしながら愛犬のカフーと暮らす明青(玉山鉄二)は、ある日1通の手紙を受け取る。そこには「あなたのお嫁さんにしてください」というメッセージが書かれていたが、彼は差出人に心当たりはなかった。そんな折、突然幸(マイコ)と名乗る美しい女性が島を訪れ、いつの間にか明青の家に居ついてしまうのだが……。
引用元:シネマトゥデイ
不器用な青年と、少し謎いめいた透明感ある女性をそれぞれ玉山鉄二さん、マイコさんが上手く演じられています。展開も速すぎず遅すぎず、ゆったりとした沖縄時間を感じながら心地よく鑑賞。自己紹介ぐらいしましょうね、とつっこみたくなりますが、これもなんでも受け入れる沖縄の懐の深さでしょうか?瀬名波孝子が演じるユタのおばあのキャラも魅力的です。
やぎの冒険(2010年)
地元沖縄の資本とスタッフ・キャストで、完全沖縄発の映画として製作されたドラマ。監督は弱冠14歳の中学生、仲村颯悟。2009年の“沖縄映像コンペティション”で自身の脚本が選ばれ製作された短編「やぎの散歩」を基に、記念すべき劇場用長編デビューを飾った。やぎを自宅で飼い、食する沖縄伝統の食文化をモチーフに、都会っ子の少年が、“いのちをいただく”ことの現実に直面する中で抱く戸惑いと成長を描く。
引用元:TSUTAYA
映画を見終わった後に監督が中学生だということを知り、クオリティの高さに驚きました。沖縄の日常の風景がとても自然に描かれています。
沖縄映画では、非常に高い確率で「ヤギ」が登場します。本作品では、”ヤギ=食用”が常識の田舎と、”ヤギ=ペット(観賞用)”が常識の都会の対立を描いていますが、沖縄の人はこういう目線でヤギを見ているんだということが非常にわかりやすく理解できるので、これからもたくさん沖縄映画を観ようと思ってる方は、見ておいて損はありません。
本作品は実話に基づいて描かれており、珊瑚の産卵シーンはとても美しく貴重で観る価値あり。
テンペスト(2011年)全10話
池上永一原作のベストセラー小説を仲間由紀江、谷原章介、塚本高史らの競演で映像化したNHKドラマ。幕末の首里城を舞台に、男として生きることになったヒロインが波乱万丈なる人生を繰り広げていく。
引用元:TSUTAYA
首里城を舞台に繰り広げられる琉球王朝ファンタジー。男装する仲間由紀恵さんがとても美しい。安っぽいCGがはじめ気になりますが、ぎゅぎゅっと凝縮された内容にスピーディーな展開、華やかな衣装、舞台、とても見応えのあるドラマです。フィクションですが、琉球王国の文化や歴史が学べます。
2012年に3D映画化もされましたが、まずはテレビドラマ10話を観てみてください。
天国からのエール(2011年)
沖縄で弁当屋を営む陽は、バンドに夢中な高校生たちに練習場を提供することになった。自分たちを本気で叱咤激励してくれる陽を慕う少年たちだったが……。沖縄で生まれた奇跡の実話を阿部寛主演で映画化した感動編。
引用元:TSUTAYA
「昔はいろんな人が助けてくれた。でも今の若い奴らにはそれがない。」夢を追う若者を、見返りを求めることなく全力でサポートしエールを送り続ける心温まる映画。今の時代、こういう格好いい大人がいるだろうかと考えさせられます。タイトル通りストーリーとしては結末が安易に予想できるありふれた展開ですが、それでも感動せずにはいられません。
残念な点を挙げるとすればボーカルの歌唱力。
琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ(2011年)
沖縄の歴史と文化にこだわり、郷土愛あふれるテーマで地元沖縄で絶大な人気を誇る特撮ヒーロー番組「琉神マブヤー」を、キャストに山田親太朗、ISSAはじめ沖縄出身の人気スターを迎えて映画化したヒーロー・アクション。ある日、かつて琉神マブヤーによって退治された悪の軍団マジムンが数百年ぶりに復活を果たし、ウチナー(沖縄)をマジムン王国にするべく暗躍を始める。その頃、ヒーローに憧れる青年ウルマは、ヒーローショーのリハーサル中に投げ飛ばされ、ウチナーンチュ(沖縄人)の魂であるマブイを落としてしまう。そこへあわてておばぁがマブイ込めを行うも、なぜか琉神マブヤーのマブイが入ってしまうのだった。そこにマジムンが現われ、ウルマは琉神マブヤーに変身して迎え撃つのだが…。
引用元:TSUTAYA
TVシリーズが映画化されたものですが、予習をしなくても楽しめる内容です。しかし、TVシリーズのファンからすると少し期待外れかもしれません。延長線上というよりも別物として観るといいかもしれません。ちょっとしたところにTV版マブヤーの翁長さんや桃原さんも出てくるので、どこにいるか探してみてください。(登川誠仁さんもちょい役でご出演。)メインは山田親太朗さん、ISSAさんですが、本作品で一番光っているのはゴリさん演じるハブデービル。
お時間に余裕のある方は、是非TVシリーズもご覧になってください。楽しくウチナーグチを学ぶことができる最高の教材です。
スケッチ・オブ・ミャーク(2011年)
沖縄県宮古諸島に点在する村々でひっそりと唄い継がれてきた「古揺」と「神歌」。失われつつある貴重な歌と、それを唄い継ぐ人々の姿を記録したドキュメンタリー。神と自然への畏敬の念、そして生きることの希望を見出していく。
引用元:TSUTAYA
“キラキラしたリゾート地・宮古島”とは全く違う一面をみることができる作品。伝統を後世に継いでいくためのとても貴重な映像記録です。
サンゴレンジャー(2013年)
石垣島と竹富島を結ぶ大規模な橋の建設をめぐり賛成派と反対派が対立する中、赴任したばかりの自然保護官が珊瑚礁を守るために建設反対を訴える……。青柳翔、田中圭、佐々木希らの出演によるネイチャー・ムーヴィー。
引用元:TSUTAYA
サンゴレンジャーというタイトルの割りに、珊瑚シーンは少なめ。ややコメディタッチで、テロップや効果音が入ります。可もなく不可もなし。
ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ(2014年)
全国的知名度を誇る沖縄の人気ローカル・ヒーロー“琉神マブヤー”を生み出したスタッフが、新たに手がけた特撮TVシリーズの劇場版。主演は版第2シリーズのヒロインを務めた元Folder5のボーカルAKINA。監督はTVシリーズに引き続き岸本司。大地と語ることの出来る一族“ハルサーエイカー”の末裔、田畑ハルは、ハルサーとしての未熟さを自覚し、コンプレックスを抱いていた。そんな彼女のもとに、村の異変を感じた少女・五月が相談にやって来る。一緒に村へ向かったハルは、そこで神の宿る森を開発のために潰そうとしている人々と出会う。必死に訴えるハルだったが、まるで相手にされない。ハルが手をこまねいているうちに、ついに2体のモンスター、サマリタン・ドブーとチリーも復活してしまい…。
引用元:TSUTAYA
TV版は見たことがありませんが楽しめました。琉神マブヤー1でおなじみの知念臣悟さん(カマー役)と山城智二(ヘラー役)のゆるい掛け合いが最高です。ウチナーグチでのやりとりが面白いですが、難易度高めで字幕が欲しいと思う方もいるかもしれません。ここといって印象的なシーンはありませんが、沖縄で活躍するタレント津波信一さんが声を演じる「木の葉」がとてもかわいいです。
がじまる食堂の恋(2014年)
「NANA」「黒執事」の大谷健太郎監督が沖縄県名護市を舞台に贈る青春ラブ・ストーリー。主演は「潔く柔く きよくやわく」の波瑠、共演に小柳友、竹富聖花、桜田通。亡くなったおばあの後を継いで“がじまる食堂”の若きオーナーとなったみずほ。おばあのレシピを頼りに、ひとりで食堂を切り盛りしていた。ある日、財布をなくして困っている旅行者・隼人が現われ、いつの間にか食堂に居座られてしまうみずほ。そこへ今度は、元カレの翔太が5年ぶりに戻ってくる。困惑するみずほを助けるためと、期間限定の恋人役を買って出る隼人。そんな中、翔太が募集した絵のモデルとして謎めいた美女・莉子が登場し、すぐに翔太といい関係に。思いがけず、複雑な四角関係の渦中に放り込まれて心ざわつくみずほだったが…。
引用元:TSUTAYA
タイトルに「食堂」がつきますが、沖縄料理や食シーンはほとんど登場しません。そして舞台は名護ですが、沖縄の雰囲気は最小限で、方言も出てこず、沖縄感を求めてる方には向かない映画です。
しかし、映画の要所要所で登場する、名護市の商店街の入口にたたずむ推定樹齢300年という国指定天然記念物「ひんぷんガジュマル」は見ものです。
米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー(2017年)
アメリカ占領下の沖縄で、米軍の圧政に対してただ一人恐れることなく立ち向かった瀬長亀次郎のドキュメンタリー。祖国復帰へ向けて民衆をリードした彼の人生を、稲嶺元知事や家族の証言を通して浮き彫りにしていく。
引用元:TSUTAYA
映画を観るまで瀬長亀次郎という名前さえ聞いたことがありませんでしたが、沖縄の平和と自由と自立のためにこんなにも一生を捧げた人がいたのかと、胸が熱くなる映画。「基地もない、アメリカ軍もない、初めて平和という言葉が使えるんだ!この沖縄の大地は再び戦場となることを拒否する!基地となることを拒否する!」というカメジローの舌弁には涙がこぼれます。
挿入歌に2004年に三代目ネーネーズがリリースした『教えてよ亀次郎』が使用され再注目。
那覇市に『不屈館』という資料館があります。映画をみて瀬長亀次郎さんに興味をもたれた方は、是非こちらの施設にも足を運んでみてください。館長は娘の内村千尋さんです。
洗骨(2019年)
ガレッジセールのゴリが、照屋年之名義で発表した短編映画『born、bone、墓音。』を、奥田瑛二主演で長編映画化。沖縄諸島の一部に残る風習“洗骨”をテーマに、命のつながりをユーモアたっぷりに描く。
引用元:TSUTAYA
キャスト、ストーリー、コミカルとシリアスのバランス、どれも文句なし。個人的に星5つ。沖縄映画は県外出身の役者さんの不自然なイントーネションが気になって内容に集中できないことが多々ありますが、本作品は全く違和感無し。愛する奥さんに先立たれ、酒に溺れるどうしようもないダメ親父を演じる奥田瑛二さんの演技にはぐっと引き込まれます。命を繋ぐ、というシンプルなテーマですが、決して浅い映画ではありません。沖縄のおばあ気質を最高に演じる大島蓉子さんのラストシーンのセリフは号泣間違い無し。
洗骨というタイトルは名前にインパクトがありますが、中身は全くダークではなく、ほっこり温かい気持ちになれます。隠れた名作です。
小さな恋のうた(2019年)
MONGOL800のヒット曲「小さな恋のうた」から誕生した青春映画。二つの国が存在する沖縄の小さな町を舞台に、とある高校生バンドの夢と挫折、新たな出会いと再始動を描く。佐野勇斗ら若手俳優陣が集結。
引用元:TSUTAYA
モンパチの名曲をモチーフにした映画ですが、実話ではありません。主要キャラは一切沖縄弁を離さず、ベタな青春映画に沖縄ならではのテーマを織り込んでいる、という印象。かと言って内容が悪いわけではなく、ピュアな感情あふれる感動物語です。
ランキング発表
マイベスト5はこちら
第1位:洗骨
第2位:テンペスト
第3位:ちゅらさん
第4位:天国からのエール
第5位:パイナップル・ツアーズ
見事第一位に輝いたのは、ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督による『洗骨』でした。
どうせお笑い芸人映画だろうと期待せず観たら、予想を見事に裏切る完成度。
しっかりと沖縄らしさを感じ、笑いあり涙あり、歌も良し、隠れた名作を見つけたと思いました。
Amazonプライム評価
Amazon Prime Videoの登録はこちら
気になる作品はありましたか?
プライム会員なら会員特典対象の映画・TV番組・アニメが追加料金なしで見放題!
まずは30日間の無料体験で、心ゆくまで沖縄映画をお楽しみください。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございますが、ご了承ください。最新の情報はAmazon公式サイトよりご確認ください。
次の記事では、上記で紹介した映画を含む33本の沖縄映画&ドラマを紹介しています。よろしければ併せてご覧ください。
【2022年最新おすすめ】沖縄舞台の映画&ドラマ33本をレビュー付きで紹介>>

また、プライム会員になると、沖縄ソングもお得に楽しめます。
【Amazon Music】究極に眠れる『オススメ癒し系沖縄音楽アルバム』3選

最後までお読み頂き、ありがとうございました。